西川眞知子が提唱するアーユルヴェーダ・ヨーガ・チベット体操でじぶん軸を育む｜アーユルヴェーダライフデザインスクール[株式会社ゼロサイト]

内から外からアプローチ！！アーユルヴェーダのスキンケア

「皮膚は最大の臓器」というのが、アーユルヴェーダの考え方。内臓をきれいに保つためにも、スキンケアは重要だと考えられています。
アーユルヴェーダでは、皮膚と内臓はつながっていると考え、いちばん外側にある皮膚をきれいに保つことは、内臓をきれいにすることと同じなのです。また、さまざまな栄養や成分は皮膚を通じて吸収されます。そのため、今の状態に足りないものを皮膚からとり入れれば、5つのエネルギーのバランスが調うという考え方が、美容法のベースとなっています。

ツヤツヤ肌、ふんわり肌、アーユルヴェーダ流で楽しむ体質別美容パック

肌のトラブルは体からのサインです。
そのサインを上手に汲み取ってあげて、アーユルヴェーダなスキンケアで体の中も外もキレイに保ちましょう！

乾燥肌のヴァータタイプ

ヴァータが増えてしまっている乾燥肌タイプは「冷」「乾」「速」「不規則」といった性質を持っています。肌が乾燥しやすいと心も乾燥しがち。いろんな事に対してまとまりがなくなり、集中しにくい状況にもなります。そんな時は何もしないという豊かな時間や、瞑想などが効果的です。この状態を放置すると、自律神経失調症や血行不良や冷え、便秘、不眠、生理のトラブルや肩こりなど、循環器や神経系に大きな問題を起こす事もあるので注意しましょう！

おすすめパック

保湿力の高いパックをしましょう。パックはモロッコ産のガスールを使ったクレイパックがおすすめ。いらない物は除去しながら肌の保温を保ってくれます。

パックレシピ：【クレイパック】
・ガスール　15ｇ
・ごま油　5-10ｃｃ
・ぬるま湯　柔やかく練れる程度
・精油　2滴

乾燥肌さんにおすすめのエッセンシャルオイル
ローズマリー	肌を活性させてくれます
ラベンダー	バランスをとり全体を調整してくれます。
ゼラニウム	ホルモンのバランスの崩れに効果的
フランキンセンス	精神的な安定や老化防止に

敏感肌のピッタタイプ

ピッタが増えた敏感肌タイプは体の中に火が多くなっている状態。暑い環境にさらされていたり、コスメが自分には刺激の強すぎるのを使っていたり、ちょっとしたことでイラっとしたり、無理に頑張ってしまう傾向があり頑張れば頑張るほど余計に 神経も敏感になっています。
消化器系のトラブルや、皮膚や目に炎症が出やすくなります。

おすすめのパック

敏感になっている時期は、クーリングさせる必要があります。キュウリをすりおろして乗せるだけのパックやカモミールのパックもおすすめ。
自分をできるだけ客観的に観れるように、頑張る瞑想ではなく、静かな自然を感じるような環境でただ瞑想の中に自分をおくだけで、皮膚の敏感さ、過敏さもおさまってきます。

パックレシピ

・キュウリをすりおろしてガーゼに乗せるだけのキュウリパック
・お湯で出したカモミールをコットンに含ませたパック
・ピッタにはオイルは△使用する場合にはグレープシードや、ココナッツ、オリーブオイルを！

敏感肌タイプさんにおすすめのエッセンシャルオイル
ラベンダー	バランスを取り全体を調整してくれます
ティーツリー	殺菌作用や精神安定に
ローマンカモミール	リラックス効果があります。
ジャーマンカモミール	ストレスやイライラを緩和してくれます
ブラックスプリース	植物性の副腎皮質ホルモン作用でアトピーにも効果的

オイリー肌のカパタイプ

カパが増えたオイリー肌タイプは、表皮が厚くなったり、脂が出やすく、不活性な状態。体の動かしが足りなかったり、食べ過ぎ、寝過ぎなどで体の中にいろいろと溜め込みやすくなっているので、それをはがすようなスキンケアが必要。放置をすると呼吸器のトラブルや喘息、気管支炎、糖尿病や通風を引き起こしてしまいます。自分を律して、いろいろな事を後回しにしないで、思い立ったらすぐにやるというのが大事です！

おすすめパック

余分な物を落とす、スクラブをしてあげましょう。ハーブのラベンダーを粉にならない程度に
ひいたものに水を混ぜてマッサージをすると、スクラブのように角質を取る効果があります。
パックは耳の後ろのリンパや胸腺の部分も直にパックすると、リンパの流れを促して、皮膚の不活性な
状態を変えていく事ができます。

パックレシピ

・カオリン　15ｇ
・スイートアーモンド　5㏄
・精油　2滴程

オイリー肌タイプさんにおすすめのエッセンシャルオイル
パイン	脂性肌をバランスする
ローズマリー	活性化させてくれます
ラベンダー	バランスをとり、全体を調整してくれます。
ジュニパー	不活性でむくみのある肌に効果的