暮らしに活かすアーユルヴェーダ -ジッセン編-
ヴァータの食事法を紹介!食材、味など、アーユルヴェーダの体質別食事のポイント
アーユルヴェーダでは、心身の健康に対して食事が大きな意味をもっています。これさえ食べれば健康に良いという考え方はアーユルヴェーダにはありません。体質・体調・時間・季節・年齢などにあわせた食事を提案するのが、アーユルヴェーダ式食事学です。
中でも今回は、体質にフォーカス。ヴァータ体質の人の食事法について紹介します。
私たちの体質は、ヴァータ・ピッタ・カパの3つのタイプに分かれています。同じように、私たちが口にする食べものにも、ヴァータ・ピッタ・カパがあります。もしヴァータが多くなっているときに、ヴァータの質の食事をとりすぎると増悪が起こり、やがてはヴァータから引き起こされる疾患に見舞われてしまいます。 ですから、ヴァータが増えすぎないように、バランスを考えた食事を心がける必要があります。
①朝起きても疲労感が残っている
②慢性的な疲労を感じる
③不安や心配を感じやすい
④考え事が多くまとまらず寝つきも悪い
⑤動作に落ち着きがなく思考が散漫
⑥食欲が不規則
⑦甘いものを衝動的に食べるなど発作的な行動が増える
現代人に多い、肩こり、不眠症、便秘、頭痛、関節の痛み、こむら返り、声がかれる、高血圧、腰痛なども、ヴァータの過剰から起こる場合がほとんどです。
・よく火を通して温かいうちにいただく。
・適度に油分を含むものをいただく。
ヴァータは冷性と乾燥性をもつドーシャです。そのため、調理法は生食や乾燥したものよりも、蒸したり、炒めるなど、冷性と乾性をやわらげる調理法がすすめられます。スープのような温かく水分に富んだものはヴァータに最適。消化に負担がかからず、アグニ(消化の火)を後押しするような調理もすすめられます。
減らしたほうがよいものは、冷たい飲み物。味を選ぶときは、苦味、渋味、辛味を避けてください。ほかにも、冷たいもの、乾燥したもの、軽いものは控えて。とはいえ、非常に重すぎる食べもの(生もの、揚げ物、調理済食品)や、少なすぎる食事もおすすめできません。炭酸水や不規則な食事にも気をつけることが、ヴァータには大切です。
流行りだからといって、断食しすぎると、ヴァータから潤いをうばい、体も心もカサカサにしてしまいます。
甘いものは疲れたとき、つまり、風が多くなり消耗しているときに、地の安定と水の潤いをもたらし、体も心も落ち着かせる力を持ちます。ここでいう甘いものとは、お砂糖などの甘味というより、たとえば麹の甘味、お米や小麦の甘味などです。塩味は火と水のエネルギーで冷えたヴァータを温める作用を持ちます。酸味のものは地と水でヴァータの持ち合わせていないエネルギーを取り込むことになります。
ヴァータに向く3味について以下で少し詳しく説明します。
体の組織を増やし、身体に栄養とくつろぎを与えます。たんぱく質、炭水化物、砂糖類、脂肪類、アミノ酸を含むものは甘味を作ります。ほとんどすべての食べ物には甘味が含まれます。
酸味
すべての人にとって、最低限の量が必要。とくにヴァータには最適です。果実に多く含まれている有機酸の酸味には腸内細菌のバランスを整える作用のほかにも、大腸の中の悪玉菌を抑えるチカラがあると言われています。レモン、ライム、グレープフルーツなど、そしてイチゴは多少の糖類を含むが酸味です。また、味噌、醤油、ヨーグルト、漬物などの発酵食品も酸味です。
塩味
どのタイプにもごく少量は必要。特にヴァータは効果が高いです。身体の管を掃除し、組織をしなやかにして、消化力を促進。水と火からできている味で、塩や海藻に含まれます。ズッキーニ、きゅうり、トマトなど、水分の多い野菜も塩分を含みます。
アーユルヴェーダでは、胃の中の3分の1を固形物、3分の1を水分、残りは空にしておくのがよいといわれています。これは、日本の腹八分目にも相当する考え方です。健康と美容を考えるなら、食べすぎを控え、賢く食べることがとても大切です。
②立ち食い
③ながら食べ(何かしながら食べる。たとえばパソコンを打ちながら、など)
④よく噛まないで飲み込む
⑤簡単なもので済ます
⑥わさわさしながら落ち着かないで食べる
⑦生ものや冷たいものを食べる
⑧時間がないからと食事を抜き、不規則な時間に食べる
⑨年がら年中落ち着きなく口を動かしている
⑩食事の間も「思い出した!」といってはよく席をたつ
・カリフラワー(小房にする)4分の1個(約80g)
・にんじん(小さめの一口大切)3分の1本(50g)
・りんご(皮付きのまま一口大切)6分の1(50g)
・レモン(皮むき種をとる 8分の1 10g
・生クルミ 10g
・ショウガ 20g
・小松菜 2枚
・シナモン
・お湯 100cc(ポットの温度90度)
・はちみつ 小さじ1
※すべての材料をミキサーにかけて、グラスに注ぐだけでできあがり!
・ムング豆 2カップ
・ターメリック 小さじ3分の4杯
・クミンシード 小さじ2分の1杯
・ギー 大さじ1杯
・赤唐辛子 1本
・コリアンダーの葉 少々
調味用材料
・すりおろしたニンニク 1片
・すりおろしたショウガ 大さじ1杯
・シシトウ みじん切り 1個
・ヨーグルト 大さじ2杯
・コリアンダーパウダー 小さじ1杯半
・レッドチリペパー 小さじ2分の1
・塩 小さじ1杯
2:鍋に6カップの水とターメリック、ムング豆を入れる。
3:弱火で吹きこぼれないようにして、ムング豆が柔らかくなるまで30分程度煮る。
4:柔らかくなったら水1カップと調味用材料を加え、弱火で2~3分煮込む。
5:別の小鍋にギーを熱し、そこに赤唐辛子、クミンシードを入れ香りをたたせ、2に加える。
6:5を器に盛りつけた上に粗くちぎったコリアンダーリーフをちらしできあがり。
ヴァータには安定した大きめの器を
ヴァータのためのお料理はお持ちの器の中でも安定して重厚感のあるものをつかうと器からもヴァータをバランスする助けになります。日常で使用するマグカップなどにも大き目でどっしりした感じのものを選んでみるのもよいでしょう。
参考文献:
「これ1冊できちんとわかるアーユルヴェーダ」
中でも今回は、体質にフォーカス。ヴァータ体質の人の食事法について紹介します。
どうして体質別に食事を変えるの?
自分の体質や体調に応じた食事は、体内のバランスをととのえ、病気を未然に防ぐことができる予防医学です。私たちの体質は、ヴァータ・ピッタ・カパの3つのタイプに分かれています。同じように、私たちが口にする食べものにも、ヴァータ・ピッタ・カパがあります。もしヴァータが多くなっているときに、ヴァータの質の食事をとりすぎると増悪が起こり、やがてはヴァータから引き起こされる疾患に見舞われてしまいます。 ですから、ヴァータが増えすぎないように、バランスを考えた食事を心がける必要があります。
ヴァータの食事法・基本的なポイント
ヴァータをたとえるなら、「冬の乾いて冷たいからっ風」。その風を受けた人は、乾燥と冷えで体が縮み、しぼんでしまうようなイメージです。そのような風のエネルギーは、「立ち食い」「ながら食べ」などの不規則な食習慣によってアンバランスを起こしてしまいます。ヴァータにとって、食事の大切なポイントは、温かいものをゆっくりとリラックスして食べることです。風のエネルギーの増大に気をつけて
実際に、ヴァータの増大から引き起こされる問題は、どのようなものがあるのでしょうか。①朝起きても疲労感が残っている
②慢性的な疲労を感じる
③不安や心配を感じやすい
④考え事が多くまとまらず寝つきも悪い
⑤動作に落ち着きがなく思考が散漫
⑥食欲が不規則
⑦甘いものを衝動的に食べるなど発作的な行動が増える
現代人に多い、肩こり、不眠症、便秘、頭痛、関節の痛み、こむら返り、声がかれる、高血圧、腰痛なども、ヴァータの過剰から起こる場合がほとんどです。
調理方法にも気をつけて
食事の際には、調理方法にも注意が必要です。・よく火を通して温かいうちにいただく。
・適度に油分を含むものをいただく。
ヴァータは冷性と乾燥性をもつドーシャです。そのため、調理法は生食や乾燥したものよりも、蒸したり、炒めるなど、冷性と乾性をやわらげる調理法がすすめられます。スープのような温かく水分に富んだものはヴァータに最適。消化に負担がかからず、アグニ(消化の火)を後押しするような調理もすすめられます。
ヴァータの人におすすめの食材
- 穀類:米(胚芽米が最良、玄米の場合は柔らかく炊きよく噛むようにする)小麦、オート麦、ライムギ
- 豆類:皮をとったムング豆
- 野菜:アスパラガス、オクラ、かぶ、こんにゃく、サツマイモ、さといも、セロリ、大根、にんじん、白菜、ピーマン、レタス(火を通す)昆布、わかめ
- 果物:甘くて水分の多い物:オレンジ、いちご、梅干、柿、キウイ、サクランボ、すいか、なし、バナナ、ぶどう、プルーン、ブルーベリー、レーズン(水に浸す)マンゴー、みかん、メロン、もも、青りんご、いちじく
- 乳製品 牛乳 柔らかいチーズ、ヨーグルト
- 油:油全般
- ナッツ:どれもよい、皮を見たアーモンドは特に良い
- 甘味料:すべてよい、
- スパイス:適量ならよい:特にカルダモン、クローブ、、フェネグリーク。フェンネル、クミン、しょうが、黒コショウなど甘みのあるもの
- ハーブ:バジル、セージ、タイム、ローズマリー、オレガノ
- 肉・魚:食べるなら鶏肉、シーフード全般少量
おすすめの理由
前述のとおり、ヴァータ体質の人、およびヴァータが体内に増えてしまっているときは、ヴァータを増やさない食事を心がけることが大切です。ヴァータは軽さ、速さ、乾燥、動き、冷えなどの性質を持つドーシャなので、同質のものを食べると、よりヴァータを増やしてしまいます。推奨されるのは、それらとは反対の性質の食事をとること。適度な重さ、ゆっくり、潤い、安定、温かさなどの性質を持つ食べものをいただきましょう。また、味を選ぶときは、甘味・塩味・酸味がおすすめです。ヴァータの人が控えるべき食材
ヴァータの性質は、冷たさ、乾き、軽さなので、それらの性質を持つ素材は控えましょう。減らしたほうがよいものは、冷たい飲み物。味を選ぶときは、苦味、渋味、辛味を避けてください。ほかにも、冷たいもの、乾燥したもの、軽いものは控えて。とはいえ、非常に重すぎる食べもの(生もの、揚げ物、調理済食品)や、少なすぎる食事もおすすめできません。炭酸水や不規則な食事にも気をつけることが、ヴァータには大切です。
- 葉野菜・レタス(V↑PK↓甘味、苦味、辛味、渋味、軽い)
- キャベツなど(V↑PK↓甘味・苦味・乾燥)
- セロリ(V↑PK↓渋味、乾燥、軽い、冷たい)
- きゅうり(VK↑P↓甘味、冷性)
- ソラマメ(V↑P↓K↑渋味・乾燥・粗い)
- カリフラワー(V↑P↓K-甘味・塩辛味・渋味・乾燥)
- もやし(V↑PK↓甘味、辛味、苦味)
控えるべき理由
ヴァータが多いときには断食や絶食も控えたほうがよいでしょう。流行りだからといって、断食しすぎると、ヴァータから潤いをうばい、体も心もカサカサにしてしまいます。
ヴァータの人の味(ラサ)選び
味と五元素の関係
アーユルヴェーダでは、1回の食事で、6つの味をバランスよくとることが大切だと考えられています。それぞれの味が特定の消化系統を刺激するため、体内の組織の発達にとって欠かせません。そのため、体調をととのえるには、6つの味のさじ加減を細かく調整する必要があります。ヴァータをバランスする3つの味
甘味 | 地・水 | 冷 | 油性、冷たい、重い | V↓P↓K↑ |
酸味 | 水・地 | 熱 | 油性、熱、重い | V↓P↑K↑ |
塩味 | 水・火 | 熱 | 油性、熱、重い | V↓P↑K↑ |
ヴァータに向く3味について以下で少し詳しく説明します。
3つの味
甘味体の組織を増やし、身体に栄養とくつろぎを与えます。たんぱく質、炭水化物、砂糖類、脂肪類、アミノ酸を含むものは甘味を作ります。ほとんどすべての食べ物には甘味が含まれます。
酸味
すべての人にとって、最低限の量が必要。とくにヴァータには最適です。果実に多く含まれている有機酸の酸味には腸内細菌のバランスを整える作用のほかにも、大腸の中の悪玉菌を抑えるチカラがあると言われています。レモン、ライム、グレープフルーツなど、そしてイチゴは多少の糖類を含むが酸味です。また、味噌、醤油、ヨーグルト、漬物などの発酵食品も酸味です。
塩味
どのタイプにもごく少量は必要。特にヴァータは効果が高いです。身体の管を掃除し、組織をしなやかにして、消化力を促進。水と火からできている味で、塩や海藻に含まれます。ズッキーニ、きゅうり、トマトなど、水分の多い野菜も塩分を含みます。
朝昼晩、時間帯・タイミング別の食事法
ヴァータの朝食・ブレックファースト
朝食はカパの時間帯であり、消化力はそれほど高い状態とは言えません。そのため食べ過ぎ、重いものを取りすぎることなどはカパを増やし、だるさや停滞を引き起こすことになります。 ただし、ヴァータに適する食事は、ヴァータとは正反対の性質のものを食べることそれは、カパの持つ重さや湿性などの性質なので「重さを増やさない」程度の意識を持てば大丈夫です。朝食は少なめにとるか、消化によいものをいただきましょう。献立例
- 軽くお茶碗一杯のごはん、味噌汁、おひたし、煮物
- パン食の場合は、季節の果物とスープ
- 消化力が落ちているときは、お粥
ヴァータの昼食・ランチ
昼食の時間は、一日の中でも消化力が高く、消化液もよく分泌されます。そのため、少し消化しづらいものをいただくのにも、うってつけのタイミングです。- 穀類:パスタ、もち米、玄米
- 野菜:ごぼう、れんこん、イモ類などの根菜類
- 豆類:大豆など、お豆腐、油揚げ
- 乳製品:チーズ、ヨーグルト
- 動物性食品:牛肉、豚肉、魚、卵など
ヴァータの夕食・ディナー
夕食はできれば、軽めのものにおさえましょう。夜の食事の時間は、カパの時間帯(18時から22時)のことが多いです。一汁二菜までが重すぎず、アグニ(消化力)に負担がかかりにくいです。和食メニュー例
お茶碗一杯程度の軽いごはん、煮物。ごはんには、押し麦を入れるのがおすすめです。洋食メニュー例
パン、蒸し野菜のサラダ、ムング豆のスープアーユルヴェーダでは、胃の中の3分の1を固形物、3分の1を水分、残りは空にしておくのがよいといわれています。これは、日本の腹八分目にも相当する考え方です。健康と美容を考えるなら、食べすぎを控え、賢く食べることがとても大切です。
季節に応じた食事法
体力や食欲の強い冬は、栄養のあるあたたかい食べ物がおすすめ。ヴァータは季節外れの食事をとると、アンバランスを引き起こしやすい性質です。それは、ヴァータの持つ不規則性が関わると考えられます。旬のものは、自然の摂理にかなった自然の規則性からきたものとされます。旬の食材を冬には特に意識をして選んでみましょう。大切なのは身土不二(しんどふじ)
最近では、ス-パーマーケットなどに並ぶ食材から季節を感じられなくなってしまいました。今や地球の反対側からの素材をいただくことも可能ですが、旬のものをしっかりといただいているでしょうか? アーユルヴェーダでは体は食物でできているといわれており、身土不二とまったく同じ考え方があります。身土不二とは、自分の住む半径500Kmの範囲でとれたものをいただくという考えです。つまり日本には日本にあった食材が採れ、地元の旬の食材で季節に応じた食事をすることです。こんな食事はNG!ヴァータの人の注意点
落ち着きがなく、不規則な生活や移動、残業などでヴァータを増やしている人。そのような時にはライフスタイルにもヴァータの影響が出てきます。ここでは、陥りがちな食事習慣をピックアップ!食習慣からヴァータの過剰に陥っていないかをチェックしてみてください。ヴァータの注意点トップ10
①早食い②立ち食い
③ながら食べ(何かしながら食べる。たとえばパソコンを打ちながら、など)
④よく噛まないで飲み込む
⑤簡単なもので済ます
⑥わさわさしながら落ち着かないで食べる
⑦生ものや冷たいものを食べる
⑧時間がないからと食事を抜き、不規則な時間に食べる
⑨年がら年中落ち着きなく口を動かしている
⑩食事の間も「思い出した!」といってはよく席をたつ
自宅ですぐにできる!ヴァータのおすすめ簡単レシピ
ニンジンとカリフラワーのホットスムージー
ヴァータが多くなっているときはもちろん、ヴァータが乱れやすい冬の季節などに、ゆっくりと落ち着いて飲んでみてください。体だけでなく心まで温まるメニューです。用意するもの
・ミキサー・カリフラワー(小房にする)4分の1個(約80g)
・にんじん(小さめの一口大切)3分の1本(50g)
・りんご(皮付きのまま一口大切)6分の1(50g)
・レモン(皮むき種をとる 8分の1 10g
・生クルミ 10g
・ショウガ 20g
・小松菜 2枚
・シナモン
・お湯 100cc(ポットの温度90度)
・はちみつ 小さじ1
※すべての材料をミキサーにかけて、グラスに注ぐだけでできあがり!
ムングカレー
ベーシックなインド料理の一つ、ムングカレーをご紹介します。ムング豆は栄養価が高く、消化にやさしい豆です。良質な植物繊維もとれます。ヴァータを安定させるムング豆のカレーでホットで満足な味を満喫してみましょう。用意するもの
(材料)4人分・ムング豆 2カップ
・ターメリック 小さじ3分の4杯
・クミンシード 小さじ2分の1杯
・ギー 大さじ1杯
・赤唐辛子 1本
・コリアンダーの葉 少々
調味用材料
・すりおろしたニンニク 1片
・すりおろしたショウガ 大さじ1杯
・シシトウ みじん切り 1個
・ヨーグルト 大さじ2杯
・コリアンダーパウダー 小さじ1杯半
・レッドチリペパー 小さじ2分の1
・塩 小さじ1杯
作り方
1:ムング豆を水洗いする。2:鍋に6カップの水とターメリック、ムング豆を入れる。
3:弱火で吹きこぼれないようにして、ムング豆が柔らかくなるまで30分程度煮る。
4:柔らかくなったら水1カップと調味用材料を加え、弱火で2~3分煮込む。
5:別の小鍋にギーを熱し、そこに赤唐辛子、クミンシードを入れ香りをたたせ、2に加える。
6:5を器に盛りつけた上に粗くちぎったコリアンダーリーフをちらしできあがり。
ヴァータには安定した大きめの器を
ヴァータのためのお料理はお持ちの器の中でも安定して重厚感のあるものをつかうと器からもヴァータをバランスする助けになります。日常で使用するマグカップなどにも大き目でどっしりした感じのものを選んでみるのもよいでしょう。
参考文献:
「これ1冊できちんとわかるアーユルヴェーダ」